【報告】病理検査の結果
4月14日
ブログの時系列から反れてしまうのですが、術後の検診に行ったことを書いておきます。
というのも、術後の患部を確認してもらうのも目的でしたが、円錐切除術で切り取った組織を病理検査にかけ、その結果が聞ける日でもあったから。
これで切り取りきれてなかったら、再度円錐切除か子宮全摘という選択肢になるので。。。
今後の人生、自分の子は2人で十分幸せなので子宮全摘はかまわないのですが、長期入院は子どもの世話してくれる人が母だけなので困るのです。(夫とは別居中)
内診後、診察室ではなくなぜか助産師外来室へ呼ばれる…。
ルーティンから外れた対応で不安が募る。
まず術後の患部の説明。
・出血しているのは、子宮内膜が薄くなってるのと、見たところ患部からではないので、生理と思って大丈夫でしょう。
で、「病理検査の結果も出てまして・・・」と言いながらPC画面を切り替える先生。
「今回の検査結果は、断端陰性でしたのできれいに切除はできています。やはり当初の見立て通り"高度異型成CIN3"になります。今後は定期的に経過観察をしていくことになります」
ひとまず今回の治療は終わりました。
新潟がんセンター病院の資料によると、子宮頸部円錐切除術600例中、切除断端陽性症例は98例(16%)。
術前診断別にみた切除断端陽性率は高度異型成の場合11%とありましたので、楽観はできないと構えていました。
http://www.niigata-cc.jp/facilities/ishi/Ishi50_2/Ishi50_2_07.pdf
また、宮崎医会誌を参照すると、「 CIN3の疑いで円錐切除術を行うことで8%に進行した病変が認められた」とありました。
http://www.miyazaki.med.or.jp/ken-ishikai/kaishi/kaishipdf/400205.pdf
CIN3で円錐切除し、再発率は2%ということです。
円錐切除術は、悪いところを取る"治療"の意味もありますが、病変の範囲や程度を正確に把握する"診断"の意味もあります。
とにかく早く見つけて適切な処置、治療をすることが大切です。
20歳を過ぎたら定期健診。
あと15年ほど先ですが、今回の入院は娘も記憶に残っていると思うので、検診受けるようしっかり伝えたいと思います。
楽しみにしていた入浴許可は、2週間伸びました・・・。
生理が終わってから、出血状況をもう一度確認してもらいます!