41歳、初心者です。

41歳で離婚を決意。子どものこと、健康、お金のことなど綴ります。

下肢静脈エコーと結果

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3月4日下肢静脈エコー
3月5日エコーの結果

術前検査の血液検査の結果、Dダイマーの値が高いことから下肢静脈エコーを受けることに。

sleep33.hatenablog.com

下肢静脈エコー

ざっくりいうと『足首~太ももの付け根くらいまでを、表裏丹念に超音波を当てて血栓の有無を探っていく検査』とですね。

私の場合は、30分前後で終わりました。

検査室は薄暗い部屋。

スカートを脱ぎショーツ1枚になり簡易ベッドに横たわます。

下着をジェルの付着から保護するために、ショーツのVゾーンにティッシュがはさまれます。妊婦検診のときのようにジェルを塗られ、片足ずつ超音波プローブがあてらます。仰向けになったり、横向きになったり・・・。丹念に。

なぜここまでするかというと、麻酔してからしばらくは下半身が動かせない状態が続きますから、肺血栓塞栓症いわゆるエコノミークラス症候群になることを避けるため、さまざまな対策が講じられます。

・手術前から弾性ストッキングを着用(手術の1時間前から)

・水分をたっぷり摂取する(入院当日~手術の3時間前まで。術後6時間後から水分再開)

・麻酔が切れてきたら寝ながらでも足を動かす

血栓塞栓症とは、肺の血管に血のかたまり(血栓)が詰まって、突然、呼吸困難や胸痛、 ときには心停止をきたす危険な病気

肺血栓塞栓症とその予防について | 入院のご案内 | 患者さん・ご家族の方へ | 香川県立中央病院

実際、私も術前術後の飲水してよい時間帯はしっかり水分を摂取して、麻酔が切れて少しでも足を動かせるようになったら足首をグルグルバタバタさせて動かすようにしていました。

水分を摂ることを意識しすぎて、手術3時間前過ぎても少し飲んでしまいました。

オペ出しの看護師さんに「どのくらい飲みましたか?コップ1杯くらい?」と聞かれ「一口ほどです」と答えた内容は、手術担当の看護師さんに申し送りしている姿を見たので、水分摂取はかなり重要な項目なのだなと実感。
もし気管送管するようなことがあれば嘔吐するから?理由は聞いていませんが。

手術当日の飲水禁止時間をしっかり確認してベッドサイドにメモしておくとよいかと思います。

エコーの結果

翌日にはもう結果が分かるということで、2日連続行ってきました。

結果は・・・問題なく予定とおり手術ができるということでした!

 

医療費・・・エコー検査の日は8000円くらい、結果を聞くのは300円前後。

はっきりしないのは、年度末に書類を整理して、子どものプリント類と一緒にどこかにまぎれさせてしまったからです。初診のときでも1万円以上はかかっていないです。

外来患者は3時間まで駐車場代無料なのが嬉しい。新型コロナウイルス対策になるべく移動は自家用車なので。

「次に病院に来るのは入院する日なんだなー」と思うと、急に緊張してきました。

術前検査で引っ掛かる…

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2020年2月17日

大きな病院2回目。

 

前回受けた入院・手術のための検査。結果を聞きに外来。

  • 尿検査
  • 血液検査
  • 胸部レントゲン
  • 心電図
血液検査に引っ掛かりました。

 

Dダイマーの値が「2.2」


medicalnote.jp

 Dダイマー検査の基準値は1.0μg/mL未満が一般的。


この値が高いと。。。

①出血時に血がとまりにくい。
②Dダイマーは血栓が溶けたときに生じる物質。つまり体内に血栓ができやすい可能性がある。

下半身麻酔で術後しばらく動けないので、血栓塞栓症がおきやすい(エコノミークラス症候群)。
これの
予防をしないといけないから、血栓リスク避けねばなりません。

【医師の説明】
①円錐切除術はお腹を切るような手術と違って出血量は多くないので、値が高いからといって手術ができないわけではない。
②しかし、術前の気になることは確かめておいたほうがいいので、血栓ができていないか下肢静脈エコー検査をしましょう。

すんなり手術とはいかないけれど、医師の説明で手術はできそうだと聞いて安心。

ちなみに、私は2月3日まで低容量ピルを服用していました。血液検査は2月10日。
ピル使用中には、血栓が存在しなくてもDダイマーが正常域を超える症例が多数存在することが報告されているそうです。

spkaramedy.mopita.com

 断定はできませんが、私の場合も上記の可能性がありますね。

 

大きな病院に移ると分かった時点でピルの新規処方は中止しました。再開することも年齢的にないかなと思います。

 
次回は下肢静脈エコーの検査です。

 

地元婦人科→大きな病院へ

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2020年2月10日
地元婦人科でしてもらったコルポ診・組織診の検査結果&紹介状を持って赤十字病院へ。

予約受付票は地元婦人科であらかじめ渡されており、「14時~15時の間に紹介状受付コーナーまで」と記載があり、受付まで行ったら、もう診察券も受付用紙も準備されていて、それ持って産婦人科のフロアへ移動。


10分ほどで中待合、それからすぐ診察室へ呼ばれました。

 

(診察室での話し)
■高度異形成ということで手術適用。円錐切除術。手術自体は簡単で、切除は1分かかるかかからないか。消毒や麻酔、処置含めて、病室出て帰ってくるまでで1時間程度。
■念のため当病院の施設でも組織標本を確認
■ここでもコルポ診をする


(内診室へ)
■コルポスコープ診

(再び診察室)
■コルポスコープで撮影した画像確認
 子宮頸部の画像、素人が見てもよく分かりませんでした


そして手術日程決定!

①生理予定日を外す
②子どもの学校の都合があるので春休みに入ってからがいい

→3/26入院・3/27手術・3/28退院に決定

 

別室で、手術の大まかな説明や持ち物リスト、病歴、喫煙有無やなぜか「覚せい剤はしていませんか?」という質問項目もあったり。問題なく進む。

入院前の予備検査も済ませました。

①尿検査

②血液検査

③レントゲン(胸部)

④心電図

それぞれの検査が込み合ってなくて、まるでスタンプラリーのように回ってすぐ終わりました。

次回予約は1週間後の2月17日で、予備検査の結果確認です。

 

 

 

コルポ診・組織診の結果

年が明けて、2020年1月24日。
前回2019年12月20日に受けたコルポ診(コルポスコープ検査)・組織診の結果がでました。

結果は、、、

「CIN3」高度異形成

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扁平上皮がんの発生・進行のしかた(イメージ)

暗く沈む表情を察して、先生は「がんと呼ぶ段階ではない」「年単位で進行していく病気」「組織診CIN3で、実はがんでしたという事例は今までの患者さんの中にはいなかった」等、希望の見える話しをしてくださいました。


【この日の内容】
(1)高度異形成の治療法としては円錐切除術が一般的
(2)手術を検討するにあたり大きい病院へ、組織診のプレパラート/紹介状を書く
(3)手術に関しては紹介先の先生が判断をすることになる
(4)紹介先病院の選択
(5)紹介先病院が決まったら外来予約を取るため、看護師さんと生理予定日を確認しながら候補日を3つほど挙げる
(6)2時間後に看護師さんから連絡があり外来予約日確定
(7)婦人科の営業時間内だったので、看護師さんから連絡をもらったその日のうちに紹介状受け取り。

ここで、事前に聞いて調べておけばよかったと思ったこと。
紹介先病院の下調べ!

診察室で「紹介先病院はどこにしましょう。ここから近いところだと、警察病院と赤十字病院があります」言われても、病気も入院もしたことがないので、病院に関する予備知識がまったくない!
ので、「とにかく駅近でお願いします」で選びました。
クチコミとか雰囲気とか見ることもなかったです。
病院の選択肢がない場合は、どうしようもないですけれど。都市部で選択肢があれば通いやすい・安心できる環境を選びたいですよね♪


手術日が「毎週○曜日と◎曜日」と決まっているところがあると、それも調べておくといいですね。


追々ブログに書きますが、私が手術した病院は、毎週水曜日・金曜日が手術日でした。
つまり、

■火曜日入院⇒水曜日手術⇒木曜日退院
■木曜日入院⇒金曜日手術⇒土曜日退院

のどちらかのスケジュールになります。

仕事もあり、夫と別居中で頼りにできるのは実家の母なので、木曜日入院を選択しました。
これなら有給休暇取得は2日だけで済み、退院当日・退院翌日もゆっくり過ごすことができます。


さて。

紹介状ですが、糊付けされた封筒とエアクッションに包まれたプレパラート(細胞の標本)をもらいました。予約日は2月10日月曜日。
午後からなので、仕事は半休でOK。午前からだと丸1日有給休暇になるので勿体無い。

2週間以上も大事なプレパラートを自宅に置いておくのはドキドキでしたが、保管場所の注意事項も言われなかったので、普通にリビングに置いておきました(笑)

次回は、大きな病院へ行ってからのお話しです。

【時系列まとめ】子宮頸がん検診→精密検査→円錐切除術

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※3/31時点

 

・2019年10月15日 乳がん検診→異常無し(子宮頸がん検診は生理のため延期)

・2019年11月7日 子宮頸がん検診

・2019年11月19日 封書で検査結果『要再検査』届く→電話で婦人科予約

・2019年12月9日 検査結果と精密検査の説明/精密検査の予約

・2019年12月20日 精密検査(コルポスコープ検査/組織採取)

・2020年1月24日 精密検査の結果/紹介状作成

・2020年2月10日 紹介状と組織のプレパラートを持って大きな病院へ/問診、内診、血液採取、尿検査。円錐切除術をするかもしれないと。

・2020年2月17日 プレパラートを見てもやはり手術適応とのこと。手術日予約。血液検査の結果Dダイマーの値が気になるので下肢超音波検査の予約をする。

・2020年3月4日 下肢超音波検査

・2020年3月5日 超音波検査の結果、問題なく当初のスケジュール通り手術できることに。

・2020年3月26日~28日 2泊3日の入院。手術は3月27日。
→無事に手術を終える。

・2020年4月1●日外来受診予定←病理検査の結果が分かる

コルポ診翌日

こんにちは。いちご大福です。

 

コルポ診(コルポスコープ検査)・組織採取の翌日の出血確認のお話です。

 

流れのおさらい。
①子宮頸がん検診→②検査結果の郵送通知(要再検査)→③検査結果の説明→④再検査(コルポ診察/組織採取)→⑤出血確認

 

2019年12月21日

朝から娘を保育園に連れて行き、小学生の息子は病院へ。待合室は通信OKなのでイヤホンつけてYoutubeを見ながら待っていました。

 

内診台へあがり、止血用に詰めた綿を抜き、患部確認。
出血はなく問題なし♪

次回、組織検査の結果を聞くための予約をする。

□年末年始をはさむ。
□生理予定日は外す

という2つの条件が重なり、年明け2020年1月24日(金)の予約…。長いわー。悶々としながらお正月迎えるのイヤだなという気持ちになりましたが、会社では『今検査して見つかって良かったと思って。子どもの前では笑顔でな。大丈夫やから。』と励まされ、子どものことを思うと涙がポロポロ止まらなかった。

このあたりから、「高度異型性なら治療を考えていく」という先生の言葉を思い出し、どんな治療があるのか調べるようになっていきました。

 

一般的には「円錐切除術」と呼ばれる、子宮頸部を円錐状に切り取る方法。

https://ganjoho.jp/data/public/cancer/cervix_uteri/files/cervix_uteri_fig05.png国立がん研究センターがん情報サービスより

その名の通り、切り取る形が円錐状になっていますね。
この手術では、子宮頸部の長さが短くなるので、早産・流産のリスクがあるようです。
ただ、私の場合はもう妊娠出産は考えていないので、そこはデメリットと捉えてなくて、悪い部分が除去できるんだなーと漠然と考えていました。

このときはまだ「入院・手術」の概念がなかったです。

■この日の支払った医療費→380円


病院のあと、息子と万代へ行き、スペアリブ用のお肉・角煮用のお肉を買いました。
仕込みをして、娘のお迎えに。
午後からは、地元の公民館でクリスマスイベント。
家族3人で過ごせるっていいなーと幸せを噛み締めながら自転車をこいでいました。

コルポ診と 組織診

こんにちは。いちご大福です。

 

市の無料クーポンを使って受けた子宮頸がん検診で、『要再検査』となってからのお話。

 

流れのおさらい。
①子宮頸がん検診→②検査結果の郵送通知(要再検査)→③検査結果の説明→④再検査(コルポ診察/組織採取)まで進みました。


私、③と④は同じ日にあると思ってたんですよ。「え?今日検査するんじゃなかったの?」と拍子抜け。何回通わすねん。

 

再検査では、子宮頸部の観察と、組織を切り取りそれを検査に回すとのこと。
子宮頸部の観察は「コルポスコープ」という拡大鏡を用います。コルポスコープ検診、略してコルポ診と呼ばれているみたい。

詳細はがん情報サービスのHPに載っています。

ganjoho.jp 

 

又は、模式図はここのクリニックの説明が分かりやすかったです。

http://www.kotoni-ladies.or.jp/exam/b04.html


ちなみに、この再検査は、組織を取るため、翌日必ず患部の様子をチェックしなくてはだめで、2日連続通院となります。

さて。

コルポ診は子宮の入り口(子宮頚部)に酢酸を塗布するので、医師からは「ちょっと沁みるかもしれませんよー」と声を掛けられたのですが(検査説明でも同様のことを言われ、ドキドキしながら覚悟してた)、まったく何も感じず(笑)

不感症やな(爆笑

コルポ診自体は画像撮影してすぐ終わり、次は組織を採取する作業に入るわけですが、ここからが長かったー!
「3時~。次9時で。こっち12時もいっときましょう」と。多分子宮の入り口のどの部分の組織なのか時計の針の向きで看護師さん伝達しながら採取しているんだろうな。

20分くらいM字開脚台内診台にのってたと思う。
↓こういうやつ。

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奥のほうは痛みはほとんどなかった。でも、膣入り口を器具で押さえているのか、突っ張った感覚がして少し痛かった。「イテテテ」とつねられてる感じ。


12月の寒い時期だったので裏起毛タイツで行ったんだけど、当然ながら内診のときは脱ぐ。

そうすると裸足の状態で20分近く内診台の上なので、足が冷えて寒かった。一応バスタオルは太ももあたりのかけてくれるのですが、足先はカバーできてない💦

タイツ着用で病院へいく際は、内診台用の靴下持参を勧めます!


コルポ診と組織診のあとは、止血綿を詰め込んで終了!

下着をきるときティッシュで拭ってみたけど、出血した形跡は見当たらなかった。

 

検査終了後、診察室でコルポ診の際の撮影画像を見ながら「この白っぽく変色している部分が異型性が疑われます」と説明してくださいました。うん、白い。

 

「今日は入浴は避け、シャワーにしてください」とのこと。


翌日に出血状況確認のための外来予約になります。

 

■この日の支払った医療費→4910円

私が行ってた婦人科は、コルポ診が毎週金曜日朝一で行われることになっており、翌日の患部の確認は必然的に土曜日になります。
金曜日は午前半休にしました。
有給をたくさん使わなくて済むので、スケジュール的にはありがたかったです。
土曜日は、娘は昼まで保育園へ預けることにしました。